【番外編】〜ブリッジたずねて三千里 1/2(ロンドン諸スタジアム)〜
今回は番外編です。というのも、2月にロンドンへと足を運んだので備忘録を兼ねてまとめてみようかなと。ロンドン観光というよりは、ロンドン周辺のスタジ アム巡りとなりました。写真中心となるため、ロードが重くなるかもしれません。悪しからず。※各スタジアムの最寄り駅は記載しますので、スタジアム巡りを 考えている方は是非ご参考まで。
今回、ロンドンへのフライトはカタール航空さんにお世話になりました。長いフライトは個人的に嫌いじゃないので、お金>時間という選択でなんと 片道に費やした時間は23時間(トランジット込み)。これで浮いたのは4万程度。それでもフライト中はのんびりと、チェルシー関連の本や記事を読んだり。
ヒースローに着き、いざ市内へ。移動は基本的に地下鉄(UnderGround)を利用します。以下は地下鉄利用の際にきっと役に立ってくれるツールたち。
ロンドンの地下鉄マップ↓
乗り換え案内が検索できるアプリ↓
▽クレイヴン・コテージ
【使用チーム】フラム
【最寄り駅】Putney Bridge(District線)
【駅からの距離】徒歩約10〜15分
ロンドンに着いてから、最初に訪れたスタジアムはクレイヴン・コテージ。最寄駅は地下鉄District線のPutney Bridge。歩いて10分ちょいで着きます。周りは静かな住宅街。
実はPutney Bridgeに着いて「さあクレイヴン・コテージへ」と思って颯爽と歩いていたのですが、ちゃんと地図を確認せずに歩き始めため、何となく駅から出てすぐ にある橋を渡ってしまい(違う方向です)、余計な時間ロスとなってしまいました。ところがどっこい。この時間ロスが思わぬ出会いを生んだのであります。
橋から戻り、正しい道のりに向かおうとしたとき、向かいからサングラスをかけた男の方が少し訛りのきいた英語で「クレイヴン・コテージの行き方 分かります?」と。ちょうどこちらもそこに向かっているところだ(もちろん一度方向間違えたなんてことは言わずに)と伝え、その男の人の連れの方2人(男 性と女性)と一緒にスタジアムへとテクテク。道中話をしていると、どうやらエストニアから来たそうで、ユナイテッドファンなんだとか。当方チェルシーサポ ですよ?と話を切り出すと、「オレらはテリーのこと大好きだぜ!なんてったって(例のCL決勝で)PK外してくれたからな」と先制ジャブを喰らう始末。そ んなこんなでお互いのサポとしてのアイデンティティーをぶつけ合いつつも、ロンドン来てクレイヴン・コテージを訪問先に選んだそのセンスをお互い認め合 い、その日控えていたゲームに皮肉たっぷりの「グッドラック」を贈ってお別れ。ちなみに、その日ユナイテッドは西ハムと引き分けました。パブでこのエスト ニア出身ユナイテッドサポのことを思いながらニヤニヤしたのは言うまでもなく。
クレイヴン・コテージはスタジアムツアーの予約が前もって必要なようで、ツアーには申し込んでいなかったため外観のみの見学になりました。独特 の古風な雰囲気を持つスタジアムですから、中を見たい方は是非スタジアムツアーを予約されてから行くことをお勧めします。ちなみに、マイケル・ジャクソン の銅像はもうありません。
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続いてのスタジアムはエミレーツ。Arsenal駅から本当に目と鼻の先にあるので、迷うことはまずないかと思います。階段を上がり通路を抜けるとスタジアムがお目見え。チェルシーサポながら、若干「おぉ」と唸りましたよ。若干。
スタジアムへの入場はもちろんできませんが、スタジアム周辺を歩くだけでも結構楽しめます。犬の散歩や朝のランニングで訪れている人もちらほらと。
FA杯優勝を大々的に主張するフラッグ。そりゃあ、滅多にタイトルなんて獲らないですものねえ。思わずパシャり。
き、きみはだれ?
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快晴の中、続いて向かったのはホワイト・ハート・レーン。少し歩くと見晴らしの良いところにスタジアムが建っているので、すぐに見つけられると思います。
スパーズは現在スタジア ム拡張工事中?なのか、周りには土木関係のおっちゃんが何人か。これも特にツアーを申し込んでいたわけではないので、ゲートをくぐることは出来ず。帰りに 友人にお土産でも買っていこうとオフィシャルショップに立ち寄ると…なんと閉店中。ぐぬぬ。スタジアムでお土産を買おうと思っている方は、オフィシャル ショップの営業時間の確認を忘れずに。もちろん、スパーズのオフィシャルショップに貢ぐためにわざわざ後日足を運ぶようなことはしませんでしたよ。バスに また乗るのも堪らなく面倒だったので(お土産はちゃんと買いました)。
ロンドンの諸スタジアム巡りは短いですが、以上こんな感じ。次回はいよいよメインディシュのチェルシーでございます。練習場とかスタジアムツアーとか。
▽つづく