うるとらんぷす

「チェルシー」という単語に対する反応が人より2.7倍速いチェルサポによる備忘録。

"End Of An Era" ~また会う日まで~

日本時間6月3日朝方、チェルシーが公式サイトにて、ランパードの退団を正式に発表しました。

Skyにランパードの言葉が記載されていたので日本語におこそうと思います。元記事はこちら

 

 

 ランパードは13シーズンをチェルシーで過ごし、648試合に出場。クラブ歴代最多得点となる211ゴールを挙げた。在籍中、プレミアリーグを3 度制し、4つのFA杯に、2つのリーグカップ、そしてチャンピオンズ・リーグとヨーロッパ・リーグのタイトルを獲得した。以下ランパードの言葉。

 

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「13年前、僕がこの素晴らしいクラブに来たとき、こんなにも多くの試合に出場し、溢れるばかりの成功を分かち合えるなんて想像もしなかった。このクラブは今や人生の一部。感謝を伝えるべき人が沢山いるよ。

まずは大胆にも、若かった僕の獲得に乗り出してくれたケン・ベイツ。彼無くしてはこの長年に渡る経験のスタートを切ることさえ出来なかった。

ロマン・アブラモビッチ。僕らのクラブに救いの手を伸ばし、新しいレベルへと引き上げてくれた。チェルシーというクラブをフットボール界の大舞台に押し上げたいというその熱い想いは、みんなの心を揺れ動かした。

これまで僕が選手として成長するために尽くしてくれた全ての監督、コーチたち。一人一人から色々なことを学んだよ。


長い間、ずっと一緒に練習をし、試合を共に乗り越えてきた素晴らしい戦友たち。フットボールの面だけでなく、人としても同じように良い関係を築いてきた。

普段なかなか称賛を受けることのない、クラブの裏方で尽力している全ての人たち、スタッフにも感謝したい。彼らがいなければ、クラブがクラブとしてやっていく事など到底できない。

チェルシーは歩みを止めることなく、進み続ける。一人の『チェルシー関係者』として、こんなにも素晴らしい選手たちがいるんだ、これまでと同じように成功を収めていくと確信しているよ。

最後に、一番大切なこと。チェルシーファンに感謝を捧げたい。彼らは世界一のファンだ。ここに来たときからずっと支え続けてくれた。ピッチ上だけ でなく、プライベートにおいて困難な時もね。決して忘れることはないよ。ファンの皆と特別な時を分かち合えたことを、誇りに思ってる。ボルトン、アムステ ルダム、ミュンヘン... まだまだ挙げたらきりがないね。君たちファンのサポートが無かったら、それらの偉業も成し遂げることは出来なかった。これからどんな試練が僕を待っていよ うと、僕はファンと共にあるし、チェルシーは僕の『故郷』として心の中にあり続ける。後にきちんとした場でお別れの挨拶が出来ればいいな。それまでの間は この言葉を贈りたい。『沢山の思い出をありがとう、そして歴史を作り続けてくれ!』」


 チェルシーは公式サイトにて、ランパードを『クラブを代表した極めて偉大な選手の一人』と表現した。

そしてこう続けた。

「『スーパー・フランク・ランパード』の始まりと終わりに立ち会えた幸運なチェルシーのサポーターは誰であっても、『これまでの中盤で彼のような 選手は一人もいなかった』という事に気づくだろう。そして、もし彼に匹敵するような選手が今後現れるとすれば、それは非常に恵まれたことだ。」